Sanare キックインストラクターのLouieです。私は今も現役で活動中のキックボクサー、細かく説明するとムエタイ選手です。キックボクシングは テレビで報道されているK1やRIZINで知名度が高いので皆さんもどんな競技か知っている方も多いと思います。ムエタイはキックボクシングの中でもたくさん使われている技の発祥地でもある伝統のあふれるタイ国からのスポーツ。今日の投稿ではキックボクシングと私がやっている競技ムエタイの違いを説明して行きます。
ムエタイとは?
ムエタイはタイの国技とも言われているスポーツ。13世紀にタイ、アユタヤで誕生したと思われる古くからの格闘技はタイの兵士にも使われていました。今のムエタイはリングの中で、試合形式で行われていますがで昔からの文化など今でも伝わっています。キックボクシングとの違いはパンチ、キック、に加えて膝、肘技までの攻撃が認められている事が一番の違いです。次にムエタイは綺麗な有効的な攻撃が高得点を撮るところです。もちろんムエタイとキックボクシングはものすごく近い競技なのでムエタイ選手でもキックボクシングの試合に出ることもたくさんあります。ちなみに日本で一番有名なムエタイ選手はK1で活躍したBuakaw選手です。
ムエタイ選手の入場
ムエタイではまだまだ女子の選手と男子選手との昔ながらの風習が残っています。例えば本当に最近まで女子が上がれないとっても有名なリングもいっぱいタイにはありました。それも大分変わってきていますが、ムエタイの入場スタイルは伝統がいっぱい交わったキックボクシングとは違う物です。
ここではジムのマントを着て、首の周りには 「マーライ」花飾りをつけています。
女子はリングの下を潜ってから頭に「モンコン」を付けてもらいます。
モンコンは戦いのお守りでリングに上がったら会長につけてもらい、「ワイクルー」を踊った後に外してもらいます。ムエタイの入場は伝統がいっぱいで知っているともっと面白い。
ワイクルーって何ですか?
「ワイ」は タイ語で挨拶、「クルー」は先生に。
試合前に行われる儀式で、選手はリングの上で踊ります。ストレッチ、バランスを使って綺麗にしなやかに動いていきます。ワイクルーは色んなバージョンがあり、選手はみんなそれぞれ違うワイクルーを持っています。クラスでも私のワイクルーの1部を使ってアップする時もありますのでお楽しみに。。。
今日は皆さんに私がやっているムエタイ、キックボクシングとは少し違う伝統の詰まったスポーツについてガッツリ書いてしまいましたが。。。ムエタイの特別な所を知っておくとクラスの受け方も変わってくるかもしれないかな?っと思います。皆さん次のクラスでは動きの綺麗さ、リラックスしてミットを打ってみましょう!ではまた次の投稿・クラスでお待ちしています・